一番伝えたいこと☆
明日から1週間…我が家の家業は忙しくなります。
今、学校が春休みなんで、明日から春期講習会なんですよ。
と、いうわけで…今年度の通常授業は今日が最後となりました。
そして…アタシのクラスからも2人…巣立って行きました。
一人は、中2からずっと作文添削をしてきた高校2年の男子のHくん。
もう一人は、くまの子隊長です。
今日、どちらの子にも、アタシの教室(以下、読書くらぶと書きますが)に在籍する中で、一番心に残った本のことでもなんでもいいから、書いてね♪と言って原稿用紙を渡しました。
アタシの担当は、読書くらぶって言うんですよ。
速読聴で本を読ませ、その感想文を書かせています。
必要に応じ、漢検の試験対策勉強もします。
ただ…
こんなことを書くとダーリンに叱られそうですが…速読聴で頭の回転を速くするトレーニングをするってことより、何かひとつでも自己表現できるものを身につけて欲しい。。。というのが、アタシの目的だったりするんですよね
本当は全文書きたいところですが…かなり割愛して…くまの子隊長の書いてくれた作文を載せます。
私は、読書くらぶに入って正解だと思います。なぜならここ最近のテストがだんだんと上がってきたり、後期試験(高校受験)では5教科の中で国語の点数が一番良かったからです。また相手と話す時など、読書くらぶを始めてから友達や家族などに「何を言ってるのかわからない」とあまり言われなくなりました。この作文を書いていても言いたいことがたくさんありますが、どう書いていいかわからないので、これからもたくさんの本を読んでもっと高めようと思います。
漢検も4級・3級と読書くらぶを続けていなかったら取れていませんでした。
国語だけでなく、やればできることなんどを学ぶことができました。
1年間、先生のおかげで読書をする楽しさや、国語力など身に付きました。本当にありがとうございました。
くっぅ。。。。。。。泣けるじゃねぇか。。。。。。。
アタシも経験がありますが…
親に一生懸命話そう!伝えよう!としても「何を言ってるのかわからない」と言われることほど悲しいことはないんですよね。
だから、ますます自分の伝えたいことが伝えられない。
でも…
仮に弁達者じゃなくても、何か別のことで自分の思いを表現することができればいい。。。と思うんです。
だから、アタシは小学校のころから、ずっと書いてました
ウチにあった文学全集を片っ端から読みあさって、感想文を書き…自分で文集を作ったりしてました
表現したくて仕方なかったんです、書くということで。
だから、どんどん自己表現させたいんです、こどもたちには。
そして、くまの子隊長はアタシが伝えたかったもうひとつのことを、しっかり受け止めてくれました。
それは…
やればできる
ということ。
ひとそれぞれ歩みの遅い・速いはあるかもしれませんが…
くまの子隊長だって、決して速い子ではなかったけど…結果として、最後の最後には自分の欲しかったものを全部手に入れました。
それでいいんだと思うんです。
焦らず、自分のペースでじっくり進めばいいんです。
もう一人のHくんの作文には…
最初の頃、にくろく先生に『宇宙人の作文みたい』と言われた。。。。と書いてありました(爆)。
でもその頃から比べたら、今の自分がどれだけ成長しているかよくわかる、とも書いてありました。
そして、読書くらぶでずっと自分の気持ちを書き続けてきて良かった。。。と。
Hくんは教員になりたい!という夢があるので、アタシは彼に国語の先生になって欲しいと思っています。
もちろん、作文内容はまだまだな点がありますが…彼の感性は素晴らしい。
この数年で…書くということで磨きがかかりました。
この仕事をしてきて、迷うことはたくさんありますが…
今までアタシが伝えたいことは、ブレることはただの一度もありませんでした。
そして、これからも…ずっと伝え続けていこうと思います。
本当に、アタシと出会ってくれてありがとう☆
アタシをこんな気持ちにさせてくれて本当にありがとう☆
では、また明日
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